脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫されることで腰や足に痛み・しびれ・だるさを感じる疾患です。特に50代以降の方に多く、加齢による骨や靭帯の変性が大きく関係しています。
○主な原因
1.加齢による変化年齢とともに骨や椎間板、靭帯が厚く硬くなり、脊柱管が狭くなって神経を圧迫します。
2.すべり症や変形性腰椎症背骨のズレや変形によって脊柱管の形が崩れ、神経への圧迫が起こることがあります。
3.長年の姿勢や動作の癖前かがみ姿勢、長時間の立位や歩行なども進行を助長します。
〇特徴的な症状
・立っていると足がしびれる、痛くなる
・歩くと症状が悪化し、休むと楽になる(間欠性跛行)
・前かがみになると痛みが軽減する
〇改善方法
1.体幹と股関節周囲のストレッチ
・太もも裏やお尻の筋肉を柔らかく保ち、骨盤の動きをスムーズにします。
・前かがみ姿勢で楽になる方は、軽い前屈運動や座位でのストレッチがおすすめです。
2.無理のない運動習慣・自転車こぎや平坦な道でのウォーキングは神経の圧迫を抑えながら筋力を維持できます。
3.姿勢の見直しと生活の工夫
・背筋を伸ばすのではなく、少し前傾姿勢で生活するほうが楽なことが多いです。
・長時間の立位や歩行を避け、こまめに休憩を入れましょう。
症状が強くなる前に、早めのケアが大切です。整体や運動療法で体のバランスを整えることで、日常生活をより快適に送ることができます。
~プロフィール~
・国家資格(柔道整復師)保有!
・大手グループ接骨院で院長を経験
・接骨院技術部門で1位を6回受賞!
・健康セミナー講師
・パーソナルトレーナー
整体院札希-さつき- 宝塚店 寺谷優作