第26期(令和6年度)定時総会 議事録

1.  開催日時:  令和6年5月26日(日)  午前10時00分~11時20分
2.  開催場所:  安心コミュニティプラザ栄町会館1F多目的集会室
3.  議決権総数: 1,673名
4.  出席者数:  919名(出席者:26名、委任状出席者:893名)
5.  議案
第1号議案 第25期(令和5年度)活動実績・収支決算
第2号議案 第26期(令和6年度)宝塚市花のみち自治会役員承認の件
第3号議案 令和6年能登半島地震への義援金拠出について
第4号議案 「災害義援金等に関する規程」の制定について
第5号議案 自治会規約一部改訂 承認の件
第6号議案 第26期(令和6年度)活動計画・予算(案)
6.  議事
⑴  小松事務局長の司会にて、宝塚市花のみち自治会「第26期定時総会」の開催を宣言。
⑵  司会者の紹介で藤野会長より、出席の会員の皆様へお礼と挨拶が行われた。
⑶ 司会者より資格審査報告が下記の如く行われた:
    本人出席:26名、委任状出席:893名 合計:919名で、総会成立の議決権総数過半数である837名を満たしており、自治会規約第22条により総会は成立するとの報告がなされた。
⑷  規約第21条に従って議長選出が行われ、今井潔氏が拍手にて承認された。これより今井議長のもと、規約第25条(2)項に従って議事録署名人の選任を行い、副会長 中野洋子氏及び副会長 山本發生氏の両名が拍手で承認されたのに引き続き、議案審議に入った。
第1号議案 第25期(令和5年度)活動実績・収支決算
⑴  藤野会長より総会資料P4「第1号議案 第25期(令和5年度)活動実績」に沿って説明が行われた。
・ 過去数年不変である「自治会活動の基本的考え方」について説明があり。引き続き第25期活動実績についての説明が行われた。
・ 宝塚歌劇観劇チケット斡旋については、今後とも斡旋は行わない。
・ 各部の活動実績については、P5〜P8について詳細が示されている。
⑵  藤野会長より総会資料P9及びP10「第25期(令和5年度)収支決算書」に沿って説明が行われた。
特記事項【支出の部】
・ 特別支出の科目で、①令和4年度自治会費還元事業として、簡易トイレを全会員に配布した。
・ 慶弔費の科目で、最近支出金額が減少している。自治会では出産祝金5,000円及び弔慰金3,000円の交付制度を設けている。周りの方々から当該情報を得たならば、自治会に連絡するよう要請した。
・ 「令和6年度能登半島地震義援金 200,000円」及び「灌水装置事業及び令和4年度自治会費還元事業残高 744,000円」は別枠でプールしておき、後者は、今後の自治会活動に役立てたい。
⑶  木村監事より、令和6年4月10日会計監査を行ったところ伝票及び帳簿処理が適正であり何等の問題も無いことの報告が、木村及び片野両監事の名で報告された。
※ 第1号議案は、挙手により全員の賛成で承認された。
第2号議案 第26期(令和6年度)宝塚市花のみち自治会役員承認の件
藤野会長より総会資料P11「第26期(令和6年度)宝塚市花のみち自治会役員承認の件」に沿って以下の説明が行われた:

・ 会長、理事、幹事は総会において承認されることになり、会長は理事を兼任する。会長以外の理事の役職は、令和6年6月開催の理事会において委嘱することになる。
・ 本総会に出席している10名の理事(内、新任4名)及び監事1名の紹介があった。
※ 第2号議案は、挙手により賛成多数で承認された。
第3号議案 令和6年能登半島地震への義援金拠出について
第4号議案 「災害義援金等に関する規程」の制定について
藤野会長より総会資料P12「災害義援金等に関する規程」の制定について説明が行われた。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震への義援金拠出について、過去のブロック長会及び理事会で審議し、いずれの会議でも意義なく承認されたが、役員単独での決定は問題となる可能性があり、総会に付議すべきとの結論に至った。第3号議案と第4号議案は、相互に関連性がある。
質問: 議決権行使書では、4件の反対があった。この4件の否決理由を聞きたい。
回答: ・ 4件の否決にはその理由の言及はなかった。
      ・ 本件に関し、2E渡邊氏より拠出先の日本赤十字社からの変更要望及び3H宮本氏より日本赤十字社への拠出で被災地に届く保証があるかとの疑義があった。両氏とも基本的には義援金拠出に賛同されている。
      ・ 両質問に対し、義援金の流れとして、日本赤十字社→被災した都道府県の義援金配分委員会→市区町村等の自治体→被災地で苦しんでいる方々、を日本赤十字社は明示している、との回答が藤野会長から行われた。
      ・ 自治会から義援金振込の際に、義援金が「能登半島地震」に対するものであることを明示すること。
      ・ 本件に関するもう1件の質問:2E太田氏の義援金拠出理由と金額算出が不明確である。これに対する回答を下記する:
大災害時には、自助・共助・公助が必要です。コミュニティーの一員である自治会として何らかの手伝いができないかを考えた結果です。
第4号議案で提案された規定に基づき、自治会の財政状況も鑑み算出します。
動議: 第4号議案を先に採決して第3号議案を従属的に決めるべきでは。
回答: 今回の場合、地震が1月で総会が5月でそれ迄待てると判断した。もし6月に大災害が発生し、今回同様総会承認を得るとすれば1年間待たねばならず、時機を失する可能性があり、これを避けるために第4号議案を上程した。4号議案の趣旨は、総会に付議することなく理事会に決定権を委ねていただくことである。
質問: 4号議案は規約の改正ではないのか? 規約の改正については会員の3分の2の出席が必要では?
回答: 規約の改定とは捉えていない。自治会規約には議案の承認条項としては、第23条の“総会の議事は、出席会員(委任状出席含む)の過半数をもって決する。”のみであり、自治会解散及び残余財産の処分については規約第33条に“本会が総会の決議に基づいて解散をする場合は、総会員の4分の3以上の同意を得なければならない。”とあるのみである。
審議: 4号議案は明らかに規約改定である。であれば規約に基づいて特別決議となるもので、総会員の4分の3以上の同意を得なければならない筈だ。
花のみち自治会規約は、マンション管理の規定を利用しているように見受けられる。マンション管理については区分所有法という法律の基に4分の3という特別決議がある。これは地方自治法に則っている。宝塚の条例に自治会法に関するものがあれば、それに則る必要があるが、花のみち自治会規約にはかかる規定は載っていない。しかるに、規約の変更に対する規定はない。
自治会規約は自治会法に則らねばならない。
現行規約には特別決議の決まりはなく、第23条の議決条件があるのみである。
従来、規約改定した場合は、市役所に届け出ていたが、何らの指摘はなかった。
結論: 通常運営に支障を来たさなければ、既存規約に則って運用しても差し支えないもと判断される。即ち、第23条の“総会の議事は、出席会員(委任状出席含む)の過半数をもって決する。”に従って運用する。
      尚、本件については、市役所等に意見を求めたりして、今後の検討課題とする。
※ 第3号議案及び第4号議案は、挙手により賛成多数で承認された。
第5号議案 自治会規約一部改訂 承認の件
藤野会長より総会資料P13「自治会規約一部改訂について」について説明が行われた。
現存自治会規約では、“書面をもって”と全てにおいて書面で行うことになっており、PCやスマホでの回答を要求したり或いは認めることができない。SNS普及に鑑み将来的にはスマホ等での電磁的な方法を意思表示の手段として認めるために、規約第20条と第24条にある“書面をもって”の表現を“書面又は電磁的方法をもって”に変更したい。
本改訂で、書面は認められなくなることはなく、書面或いは電磁的いずれの方法をも認めることになる。
第35条では、上記を推進するために新たに広報部を設置することで、部構成に広報部を追加する。また構成に漏れていた事務局を追加する。
※ 第5号議案は、挙手により全員の賛成で承認された。
第6号議案 第26期(令和6年度)活動計画・予算(案)
⑴  藤野会長より総会資料P14「第26期(令和6年度)活動計画・予算(案)」に沿って活動計画の説明が行われた。
・ 「自治会活動の基本的考え方」は昨年と同じである。
・ 昨年と変わったところは、宝塚歌劇観劇チケット斡旋を取り止めた代わりに7月にスポート大会を開催したい。少し変わった種目で運動能力があるから勝てるという性質のものでない競技を採用したい。
・ ミニバス旅行も新たな試みである。
・ 本議案書作成後に、宝塚市が「きずなづくり推進事業補助金制度」を打ち出し、この補助金を活用した行事をしたい。費用として130,000円程度の申請をした。花のみち自治会及び美座自治会で草刈りを行なった河川敷を利用した両自治会協賛行事(例えば、焼き芋、子どもによる草刈り跡地でのマラソン)を考えている。
・ 各部の活動計画については、P15〜P18について詳細が示されている。
質問: 宝塚大橋から荒神川までは花のみち自治会が草刈りを行っている。宝塚大橋より上流は県が行っている。この差別は何故?
回答: 自治会での草刈りの発端は、過去、「住民の散歩に適した環境づくり」を目指して始めた。止めることは可能だが、そうすれば年1回の県により除草しか期待できず、環境の悪化が予想され住民の散歩や憩いの場に適した環境が破壊される危惧があり、この事業は継続したい。
      現在3回/年、自治会で行っているが、高齢化が進んでおりこのままではこの活動の維持が困難となる。若い人の参画を期待したい。
⑵  中庭会計より総会資料P19「第26期(令和6年度)予算(案)」に沿って説明が行われた。
特記事項【支出の部】
・ 自治会活動費が、昨年度実績82,530円から140,000円と大幅な増額となっている。昨年度はコロナ禍で活動を抑えたていたが、第26期より元に復した活動が期待されることから対象人数を旧来に復した結果の増額である。
・ 【事業・活動費】シニアクラブの増額も、過去コロナ禍で活動が低迷していたのが活発化することが期待されることを反映したものである。
質問: 【収入の部】雑収入で945,000円が計上されている。可決された1号議案で「灌水装置事業及び令和4年度自治会費還元事業残高」744,000円と能登半島地震義援金別途口座分200,000円で944,000円の筈で、1,000円の差は?
回答: 花壇の会が市から1,000円を支給されているので、それも予定している結果である。
質問: 【支出の部】特別支出の備考欄①能登半島地震への義援金拠出(200,000円)→別途口座にて管理とあるが、どの口座で管理しているのか?
回答: 次期繰越金とは別の現金口座で管理している。普通預金と定期預金とは別個に、「灌水装置事業及び令和4年度自治会費還元事業残高」744,000円と「能登半島地震義援金」200,000円の口座が存在する。
※ 第6号議案は、挙手により賛成多数で承認された。
今井議長より第1号議案から第6号議案全てが承認され確定された旨の発言があり、議案審議が終了したことが宣言された。

事務局より誤記の訂正が報告された:P3添付書類の第6号議案「第26期(令和6年度)部別活動実績 第1四半期〜第4四半期」を「第26期(令和6年度)部別活動計画 第1四半期〜第4四半期」に訂正。

最後に、藤野会長から、本日ご出席に方々へのお礼と、コロナ禍明け本格的活動を開始したいので今後とも協力をお願いして総会を閉会した。
令和6年5月26日(日)
宝塚市花のみち自治会 第26期(令和6年度)定時総会

議    長                                 

議事録署名人                             

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